強い風の日々のなかで
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コミティア受かりました。会場でお待ちしています。詳細は、追って。

さて、にわかに騒がしい都条例の問題、同業者界隈が慌ただしいようです。
マンションの自治会長職で、細則を含めた会則の改正などに立ち会った経験から、
また、主観に頼らざるを得ない要素のある景観法や関連条例、
建築関係のわかりにくい公文書などを読んでいるので、
条例なんてあんな感じのものだよね、
改正ならこうなるのが妥当かな、と思いました。

社会に向けて出版されるものは、社会の公共性を担わなければならない、
というのは当たり前のことなので、携帯コミック、百合、ボーイズラブ、同人誌
成人指定以外の性描写を含む商業誌、以上まとめて、
ほかの出版物と同じように担わなければならない、そういう時代が来たのでしょうか。
大きな「性表現」を「社会に対する児童の搾取、性暴力」という視点で仕分けて、
細分化しようと言う試みだと思います。
サブカルチャーがメインストリームになる過程で良く起こる形なのかもしれません。

「ペンは剣よりも強し」という例えがあるように、
どんな表現も、そのものが攻撃的、暴力的側面を持っています。
社会的に意義があるか、許容されるかの曖昧な点において、許されているにすぎません。
その線引きを誰が決めるのでしょう…?
もちろん、売らんかな、の出版社や作家など産業側ではありません。
漫画や性描写の読み方に長けている大人の読者でもありません。
個人の、社会をこれからどうしたいかという概念や、
未来の子供たちのことを考える視点が決めるのです。

だから、この問題を語る場合は、社会の欠くことの出来ない構成員だ、
尊重されてしかるべき、という信頼を、まず勝ち得なければなりません。
全て見られていると思って行動しなければなりません。
匿名や地下を隠れ蓑にしても信頼はされないでしょう。
反対賛成どちらかが多数派になったとしても、
信頼されない行動をとる側の意見はやがて反感を買い、
尊重されることはなくなっていきます。
個人的にも、人として安易にそちら側へ与することはできません。

まがりなりにも作家ですから、表現の強さは知っています。
規制されても、それをかいくぐる新しい表現が出てくるだけということも知っています。
今の流通やネットへの拡散速度を考えたら、販売規制など意味がありません。
それでも、社会の意思として現状へコミットすることに意義があるのでしょう。
今回の件を、そう考えています。

最後に、日常から自主規制に慣れている漫画家としては、
性描写に関しての規制だけこれだけ騒がれることに、
激しい違和感を覚えていることも付け足しておきます。
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by ushio_mizta | 2010-04-01 19:39 | 日々の泡
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